会場コーディネートのお打合せの前にお伝えしたいこと(お金の話)
早速、フローリスト目線の会場コーディネートのお話しを・・・と行きたいところですが
まずは、お花のお打合せ時にすべてのお二人に必ずお話しをすることをお伝えしたいと思います。
ありがたいことに年間たくさんのパーティを担当させて頂いておりますので
ご担当させていただいた皆様には(聞いたことあるー)な話かとは思います、
ただ、知って損はなし、本題のパーティ装花に関してのご提案まで
15分くらいお伝えする内容ですので、これまた数回に分けて投稿させていただきます。
私が担当するお二人のコーディネートはオリジナルになります。
なので基本的には、お二人のご希望、ご予算に合わせてのご提案。
ただ、結婚式に関してこだわるポイントは皆さま様々です。
お料理に一番こだわる方
お時間がタイトになってもお色直しを3回、4回、したい方
何よりもお花にこだわりをもっていただける方。
当然、すべてのお二人が本当は
全部にこだわりを入れたい、もちろんDIY,手作り、お譲りなどでこだわりを入れることも多い昨今ですが、ほとんどの場合
こだわり=ご予算オーバーになることもしばしば。
どこに、どれくらいかけるかはお二人によって様々。
お料理のコースに単品で追加
お色直しをせずに、ヘアチェンジのみでの再入場
シンプルな会場装飾
いろんな選択肢はありますが
一旦はお打合せの中でご要望を聞かせて欲しいのです。
まずは話してみることからスタート
装花に関してご予算の幅は、オーバーでなく1~10倍くらい。
そんな中でも、せっかくご担当させて頂くのですから、
同じご予算でも当日は、より笑顔で帰ってほしい。
多分、結婚式に携わるスタッフはどんな業種にしても根本的な姿勢です。
同じお金をもらうなら、楽しんでもらうことが願いです。
お花に関しても同じご予算で出来ることはたくさんあります。
(語弊のないように、厳し過ぎると、幅は当然狭まります・・・)
少し暴力的な言葉にはなりますが
幅をもった提案ができないフローリストがいるとしたら、それは力不足。
人生の中でも特別な時間の特別なお花です。
お二人はおそらくトータル数百万円という大金を出して行われるパーティを担当する資格はないと判断してもいいのではないでしょうか?
お金の話しが先行してしまうと、少しギスギスするかもしれませんが
皆様がパーティ会場を決定するとき
もしかしたら、数時間の内覧で、数百万円の買い物を決めてしまうことになります。
数時間でそこそこの国産車、もしかしたら高級外車を買う決断。
皆さんは、その付加価値としてゲストとの楽しい時間を得ることになります。
だから、節度を持ったワガママがまかり通ります。
そういう意味でもウェディング業界は、究極のサービス業の一つと考えます。
ワガママを実現する為のお仕事
プロデュースをしたことのない、ほとんどの方への
パーティプロデュースのサポートがウェディング業かと。
次回は、お花の役割のお話しです。
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