レッシグデザインビュロ

2020年4月24日2 分

プロローグ3

ウェディングフラワーの役割

3回目は私たちがご用意させていただくお花の役割について

私たちがご用意するお花の役割は大きく分けて3つあると思っています。

1:お二人のパーティ会場を華やかに

2:装飾の雰囲気、お色目、テイストでお二人のイメージしている空間を演出

3:お料理と同じで、大切なゲストの為に居心地の寄り空間でお食事や時間を楽しんで頂くためのおもてなしの商品

なので、こだわる方は本当にこだわりを持っていどまれますし

こだわりのない方は(ちょこっとあればOK)の考え方ももちろんアリだと思います。

ただ、せっかくなので何でも言ってくださいとお伝えするのですが

やはり気になるところはご予算の部分

しかしながら、一旦皆様にお伝えしていることは

ご予算=ボリュームではない

(他のフローリストがどうかは知りませんが・・・・)

上記3でお伝えしたように、お花はお料理と通じる部分も多いかもしれません。

使用するお花の種類や密度によって金額は大きく変わることが多いものです。

お寿司やハンバーグもお店によって全然金額が違いますよね。

ご予算控えめでも比較的ボリュームが出せるモノ

少量でも高価なもの。

お二人はどれを選んでもいいのです。

そしてなにより、そのお花の雰囲気が二人のパーティイメージに合ってるかどうかが一番重要です。

アットホームな雰囲気が一番重要なイメージに背の高いスタイリッシュなものが似合いますか?

重厚感のあるクラシックなイメージにしたいのにナチュラルで素朴な雰囲気を出せる切株や松ぼっくりが似合いますか?

違いますよね。

ボリューム感のお話しに戻りますが

ボリュームがあるから良い

ボリュームがないから寂しい

という考え方の結婚式の時代は終わりました。

一概には言えませんが

背の高いデザインは少しスタイリッシュ、豪華に見えやすい

背が低くて丸みのあるデザインは少しアットホームでゲストと近しい雰囲気が出せる

というような多少の見え方は有りますが

それは良い、悪いではなく見え方の違い、

より良いものはお二人のパーティの雰囲気に合っているかが重要です。

そして追加の二人の要望が、デザインを提案する点で必要になります。

上記と矛盾するかもしれませんが

・見た目のボリュームは欲しいけど、アットホームな雰囲気が重要

・しっかりゴージャスにしたいけど、品よくコンパクトにまとめたい。

こんなワガママがご提案する、お花の種類、使用する花器、併せるクロスにつながる要素なんです。

次回もまだまだ、お打合せ前に皆様にお伝えする話が続きます。

オリエンタルホテル旧居留地

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